テックキャンプは未経験からエンジニアに転職できるプログラミングスクールで有名です。
社会人の方でも興味のある方は多いのではないでしょうか?
しかし、社会人の場合、気になるのが「働きながらテックキャンプに通えるのか」という点です。
せっかくテックキャンプに通っても、仕事との両立が難しくて学習を継続できなかったら、せっかく払った受講料が無駄になってしまいますよね。
そこで今回は
- 働きながらテックキャンプに通えるの?
- 社会人におすすめのコースはある?
このような疑問にお答えします。
筆者は働きながらテックキャンプでプログラミングを勉強し、卒業後は自社開発企業に転職して現役エンジニアとして働いています。(当時の体験談はこちら)
テックキャンプ受講時の体験をもとに、本記事を執筆しています。
この記事がテックキャンプの受講を考えている方の参考になれば幸いです。
テックキャンプについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
テックキャンプの受講スタイル
テックキャンプエンジニア転職では
- 短期集中コース
- 夜間休日コース
の2つからどちらの受講スタイルで学ぶかを選ぶ必要があります。
短期集中コースは一度仕事を辞めて10週間集中的にプログラミングを勉強し、エンジニアとして転職するコースです。
引用元:テックキャンプ公式HP
夜間休日コースは仕事を続けながら半年間プログラミングを勉強し、エンジニアとして転職するコースです。
引用元:テックキャンプ公式HP
テックキャンプの受講生は短期集中コースを選ぶ人が多く、受講生の7割くらいは短期集中コースを選択していると聞きます。
しかし、私は社会人の方がテックキャンプに通うなら、夜間休日コースをおすすめします。
理由は仕事を続けながら通うことができるからです。
一度仕事を辞めるというリスクを背負わなくても、プログラミングを学んでエンジニアに転職することは可能です。
私自身もテックキャンプに通う前は、夜間休日は挫折しやすいという噂もあり、仕事をしながら続けられるか不安でした。
ネットなどで夜間休日コースでの受講を経験したことがある人を探しましたが、短期集中コースに比べて体験談の記事が少なかった記憶があります。
そこで今回は、
テックキャンプ夜間休日コースの卒業生である私が、夜間休日コースをおすすめする5つの理由をまとめました。
どちらのコースを受講するか迷っている方の参考になれば幸いです。
テックキャンプ夜間休日コースがおすすめの5つの理由
- 働きながらプログラミングを勉強できる
- 挫折しにくい工夫がされている
- すぐに質問できる
- 一緒に勉強する仲間ができる
- 転職のアドバイスをくれる
働きながらプログラミングを勉強できる
テックキャンプ夜間休日コースは社会人のためのコースなので、
働きながらプログラミング学習ができるよう
カリキュラムが設定されています。
いつまでにどの分野の学習を終えなければならないのかが
一目でわかるスケジュール表があり、
それに沿って学習を進めていきます。
目安の学習時間は半年間で600時間なので
1ヶ月あたり100時間を確保する必要があります。
1週間で考えると25時間ですね。
仮に平日に2時間ずつ勉強できたとすると、
月〜金で10時間
土日で7.5時間ずつ勉強すれば良いということになります。
もし仮に平日は仕事が忙しくて全く時間が取れなくても
土日に12時間ずつやれば1週間で25時間というのは
達成できます。
自分も平日はなかなか時間が取れなかったのですが、
土日に集中的に時間をとって勉強できたので、
進捗率は同期の中で常に1番か2番でした。
つまり、週6日で働いているような超激務の仕事でなければ、
十分に学習時間は確保できるということです。
学習時間さえ取れてしまえば、
プログラミングの勉強自体は心配しなくても問題ないです。
理由は途中でわからなくなったら
すぐに質問することができるからです。
この部分は後ほど解説します。
挫折しにくい工夫がされている
テックキャンプ夜間休日コースは、
受講者が途中で挫折しないように
様々な工夫がなされています。
まず、サポート体制として
受講生一人につき以下の3名のスタッフさんがつきます。
- メンター
- ライフコーチ
- キャリアアドバイザー
メンターはカリキュラムを進めていく中で
わからないことがあったときに質問に応じてくれる方です。
ライフコーチは普段の学習環境やカリキュラムの進捗について、
仕事との両立についてなど、
学習内容以外のこと全般についてサポートしてくれます。
キャリアアドバイザーは、
カリキュラムを終え、転職活動を開始する際に
履歴書などの添削、面接対策、転職先の紹介などを担当してくれます。
この3方向からのサポートにより、
内容面、モチベーション面、転職活動面という
プログラミング学習時に挫折しやすい部分を
カバーしてくれています。
また、カリキュラムに関しても非常に完成度が高く、
一番初めはMacの初期設定や操作方法などの
超初歩的な内容から始まり、
プログラミングの学習内容もかなり細かく
0.1時間単位でそれぞれの項目が設定されています。
各項目に所要時間と目標となる終了日が記載されており、
完了欄にチェックを入れると進捗率が把握できます。
一つ一つの項目の単位が小さいので、
学習がどんどん進んでいく感覚を味わいながら、
カリキュラムをこなしてくことが可能です。
学習法に関しても工夫されており、
ポモドーロ・テクニックという作業法を採用しています。
これは
- 50分学習
- 5分アウトプット
- 10分休憩
というように作業と休憩をワンセットとして
そのサイクルを回していくことで
集中力を維持しながら作業を進めていくことができる学習法です。
テックキャンプでは、
学習と休憩の間にアプトプットの時間があり、
他の受講生に前の50分で勉強した内容を説明する
というような時間もあり、知識の定着に役立ちます。
他にも様々な部分に受講生が挫折しないような工夫がなされており、
快適にプログラミング学習を進めることが可能です。
すぐに質問できる
働きながらプログラミングを学ぶ方には
これが一番ありがたかいかもしれません。
理由は、プログラミング学習で挫折する1番の理由が
分からないことを質問できる環境がないことだからです。(下図参照)
※PR TIMES 侍エンジニア塾調べ
つまり、質問し放題の環境があれば、
学習の途中離脱率は大幅に改善するということです。
テックキャンプでは、
30分考えてわからなかったことは
すぐに質問することを推奨されています。
質問時は、専用のオンライン質問システムを利用します。
質問フォーマットに質問したい内容を記載して
送信することで、メンターの方が質問に応じてくれます。
待ち時間もたまにありますが、
基本的に10分以内には対応してくれます。
質問時は自分の画面見せながら会話することができるため、
どの部分が分からないか説明しやすいです。
メンターの解説もわかりやすく、
ほとんどの不明点はすぐに解決します。
たまにメンターに質問してもすぐには解決しない問題がありますが、
その際はより詳しいボス的存在のメンターにつないでくれて、
その方が相談に乗ってくれます。
一部口コミに「メンターのレベルが低い」
というような評価があります。
確かに人によってレベルの差はあるかもしれませんが、
担当のメンターがわからなければより詳しいメンターに
つないでくれるので、そこに関しては全く問題にならないです。
一緒に勉強する仲間ができる
テックキャンプ夜間休日コースでは、
自分と同じ時期に学習を開始した人たちが
同期となり、一緒に学習を進めていくことになります。
個人ごとの進捗を見ることができたり、
カリキュラムの途中である
個人アプリ作成課題では、
同期がどんなアプリを作っているかわかる
「個人アプリ発表会」もあります。
さらには、カリキュラム後半ではチーム開発があり、
1チーム4人のメンバーで協力しながら
1つのアプリを作成していきます。
そのメンバーとは特に仲良くなり、
毎週ミーティングを行ったり、
専用のチャットグループで情報共有を行ったりします。
チーム開発の経験ができるというのも
もちろん大きな経験になりますが、
何より一緒に学習する同期がいるというのは、
プログラミング学習を進めていく上で
大変心強い存在です。
私自身も当時の同期で今でも連絡を取り合うメンバーもいます。
卒業後も繋がれるというのも大きなメリットですね。
転職のアドバイスをしてくれる
テックキャンプでは、
カリキュラム終了後も
転職先が決まるまでサポートをしてくれます。
もし転職先が決まらなかったら
受講料全額返金の保証までついています。
では、具体的にどのようなサポートを受けられるかというと、
- 進路相談
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接の練習
- 転職先の紹介
などです。
進路相談では、キャリアアドバイザーの方と面談しながら
自分がどの分野が得意なのか、
どのような仕事をしたいのか、
希望する職場環境などを相談していきます。
自分の考えをキャリアアドバイザーに対して
アウトプットすることで自己分析が進み、
自分がエンジニアとしてどのようなキャリアを歩みたいのかが明確になります。
その後、応募する企業に提出する履歴書や職務経歴書なども
書き方を教えてくれたり、添削までしてくれます。
さらには転職先を紹介してくれるサポートもあります。
ただ、この紹介はあまりあてにしすぎない方が良いです。
理由はテックキャンプ紹介先の企業は
どうしても年収が低くなってしまうからです。
おすすめの転職活動の方法は、
テックキャンプの紹介は転職先がどうしても見つからない時の
セーフティネットとして活用し、
基本的には自分で応募していくことです。
実際キャリアアドバイザーの方にも
自分でも積極的に応募するよう勧められました。
私自身も最終的には自分で応募した企業に内定が決まり、
年収も相場より高い420万を提示されました。
転職サポートに関しては、有効的に活用しつつ
自分でも転職先を積極的に探していくのが良いでしょう。
まとめ
ここまで、働きながらテックキャンプに通う際におすすめの夜間休日コースについて紹介してきました。
結論としては、私自身は自信を持っておすすめします。
テックキャンプ夜間休日コースは
社会人が自分のキャリアを変えるきっかけを得るには最高の環境です。
この記事を読んでテックキャンプに少しでも興味を持った方は、オンラインでの無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
受講にあたって不明点や悩みがある場合は、実際にご自身で納得のいくまで質問したうえで判断しましょう。
本記事が皆さんのプログラミングスクール選びの参考になれば幸いです。
テックキャンプの詳細な情報が知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。