テックキャンプといえば、
- 「未経験から10週間でITエンジニアへ」
- 「転職成功率99%」
がキャッチコピーの、未経験からのエンジニア転職サポートで有名な日本最大級のプログラミングスクールです。
転職成功人数も累計3,200名以上と、素晴らしい転職実績を誇るテックキャンプですが、その一方で「テックキャンプは転職できない」という噂も耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そこで今回は
- テックキャンプは転職できないという噂は本当?
- テックキャンプからの転職を成功させるコツは?
以上のような疑問に答えていきたいと思います。
私自身は、実際にテックキャンプを卒業して自社開発企業への転職に成功しておりますので、その経験談も交えつつお話しできればと思っております。
この記事がテックキャンプの受講を考えている方の参考になれば幸いです。
テックキャンプについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【結論】テックキャンプは転職できないという噂は本当なのか?
「テックキャンプでは転職できない」という噂は本当なのでしょうか?
結論から申し上げますと、テックキャンプを卒業しても転職できないというのは嘘です。
公式HPにもあるように、テックキャンプのカリキュラムを修了し、きちんと就職活動を行えば、99%の受講生はエンジニアに転職することが可能です。
もしこの転職成功率99%の実績が嘘だとすると、虚偽表示もしくは誇大広告となってしまい消費者庁から何らかの勧告があるはずです。
テックキャンプほどの大きなスクールが広告表示のチェックをされていないということは考えられませんから、転職成功率99%というのは本当であると言えるでしょう。
実際に私自身もテックキャンプのカリキュラムを修了して転職活動を行なった結果、無事自社開発企業に内定を頂きエンジニアとして転職しています。
なぜテックキャンプは転職できないという噂があるのか
ではなぜテックキャンプでは転職できないという噂があるのでしょうか?
それには以下のような原因があると考えられます。
- カリキュラム途中で離脱した人は転職成功率の計算に含まれていない
- 転職はできるが年収が低くなったり、転職先がSESになる可能性がある
- 転職保証のハードルが高い
それぞれ詳細を解説していきます。
カリキュラム途中で離脱した人は転職成功率の計算に含まれていない
テックキャンプの転職成功率は99%ですが、注釈として以下のように記載されています。
所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合
テックキャンプ公式HP
つまり、
- テックキャンプの学習カリキュラムの途中で離脱してしまった方
- テックキャンプの指定する転職の条件に違反している方
以上のような方は転職成功率の計算には含まれませんし、転職保証による返金の対象にもなりません。(詳細な条件や転職保証については後述しています)
あくまでもテックキャンプの指定するカリキュラムや転職活動をきちんとこなしている人が99%の確率で転職できるのであって、テックキャンプに通っていたとしても途中で挫折したり転職活動をきちんと行なっていない人はそれに含まれていないということです。
そういった途中離脱してしまった方であったり、指定の転職活動を行わなかった方が転職できなかった結果、「テックキャンプは転職できない」という噂を流してしまっている可能性が高いでしょう。
逆に言えば、テックキャンプのカリキュラム通りにプログラミング学習や転職活動を行えば、ほぼ確実に転職に成功できますし、仮に転職できなかったとしても受講料の返金を受けることができますので、真面目に受講する意志のある方は安心して良いと思います。
転職はできるが年収が低くなったり、転職先がSESになる可能性がある
テックキャンプできちんと学べばエンジニアとしての転職は可能ですが、未経験からの転職の場合、初年度の年収は300万未満になることが多いです。
また、転職先も自社開発企業である割合は3割ほどで、受託開発やSES企業が転職先である可能性も十分に考えられます。
転職先が決まっても、それを拒否した場合は転職成功率の計算対象外になり返金も受けられないため、そのような方が批判していることもあります。
(テックキャンプ公式HPより)
ただ、転職先の企業のレベルに関しては他のプログラミングスクールも似たような状況です。
それにエンジニアという職種であれば、最初の条件が悪くても年収や勤務先のステップアップは十分に可能です。
実際にテックキャンプの卒業生では、転職後1〜3年で年収が平均144万円上昇しています。
未経験からの転職でも数年実戦経験を積むことで、市場価値の高いエンジニアに成長することができるということです。
(テックキャンプ公式HPより)
また、やり方次第では初年度から年収400万円以上で転職することも可能です。
それについては以下の記事で解説しています。
転職保証のハードルが高い
テックキャンプでは転職に成功しなかった場合、受講料を全額返金する転職保証があります。
ただ、転職保証を受けるための条件は意外と厳しいのです。
こちらに詳細が記載されていますが、要約すると以下のような場合は返金保証の対象にはなりません。
- 指定の期日までに最終課題の開発を完了できなかった
- 転職活動時に指定の提出物を期日までに提出しなかった
- カリキュラム受講中および転職サポート期間に5日以上連絡が取れなかった
- 紹介された企業との面接や面談などに無断でキャンセルした
- 就職、転職する意志がないと合理的に判断された場合
- 病歴、犯罪歴など受講者固有の理由で就職ができなかった場合
上記に該当し、転職できなかったという方は一定数いるでしょうから、そこから転職できないという噂に繋がっている可能性も考えられます。
ただ、こちらも裏を返せばカリキュラムや転職活動をきちんとこなしていれば問題なく転職に成功できるということです。
テックキャンプから好条件で転職するコツ
テックキャンプで転職することは十分に可能であると先述してきましたが、人気企業や自社開発企業は倍率も高いため、ただ指定のカリキュラムをこなしただけでは好条件で転職するのは難しいのも事実です。
ただ、以下のようなポイントを意識すればテックキャンプから好条件で転職することが可能です。
- カリキュラムを真面目に受講する
- オリジナルアプリを作成する
- 面接でエンジニアとしてのポテンシャルをアピールする
- 既存のスキルを生かせる会社に応募する
以下、それぞれ解説していきます。
カリキュラムを真面目に受講する
まず、基本的なことですが学習カリキュラムはきちんと受講しましょう。
さらに言えば、通常はスクールから学習スケジュールが与えられ、いつまでにカリキュラムのどの部分まで終わらせるといった期日を目安に勉強を進めるのですが、常に期日よりも早くカリキュラムをこなしていくように意識しましょう。
そうすることで、カリキュラムを復習しプログラミングスキルを定着させる時間を確保することができます。
さらに、所定のカリキュラムを早めに終わらせることで、後述するオリジナルアプリの開発に時間を割くことが可能になります。
また、カリキュラム終了後もプログラミングの勉強は継続するようにしましょう。
転職活動開始後も、選考過程にコーディング試験を課している企業も多くあるので、常にプログラミングスキルの向上は忘れないように意識することが重要です。
オリジナルアプリを作成する
プログラミングスクールの卒業生が転職活動時に評価されない理由として、ポートフォリオがスクール課題であることが挙げられます。
企業側は、毎年何人もの志望者を面接しています。
スクールで指定されたWebアプリは何十回、何百回も目を通しているのです。
そのような状態では自分のスキルレベルは伝わらないでしょう。
他の候補者と差別化し自分のスキルを見てもらうためには、設計から機能追加、テストやリリースまで自分一人で開発したオリジナルアプリをポートフォリオとして提示することが重要です。
オリジナルアプリの開発経験があることで、転職先でも問題なく働けるスキルを証明するだけでなく、スクールのカリキュラムの他に自分自身でも開発しているという、プログラミング学習への前向きな姿勢をアピールすることもできます。
面接でエンジニアとしてのポテンシャルをアピールする
企業側も、未経験エンジニアに対しては即戦力として働けるような人材だけを求めているわけではありません。
現時点ではスキルは未熟でも、数年間経験を積めば戦力として期待できるようなポテンシャルがあるかどうかを見ていることが多いです。
特に、仕事以外の時間もスキル向上のために学習時間を取るような積極的な学習姿勢があるかどうか、なんでもすぐに人に聞くのではなく、自分で考えて試行錯誤できる自走力があるかどうかというのはよく見られているようです。
私が内定をいただいた会社も、私自身の学習姿勢を評価しており、特に社会人として働きながらも600時間のカリキュラムをこなしたこと、スクールのカリキュラム以外にも自分で勉強して資格を取得していたことを評価して採用に至ったとのことでした。
既存のスキルを生かせる会社に応募する
自分が今持っているスキルを生かせる会社に応募するということも重要です。
エンジニアに必要なスキルはプログラミングスキルだけではありません。
プログラミングスキルは即戦力ではなくても、他のスキルは即戦力として生かせるということは珍しくありません。
現在文系職で働いているのであれば、営業スキルやマーケティングスキル、プロジェクトの管理能力などはエンジニアとしてずっと働いてきた人はなかなか持っていないスキルですので、そこをアピールすることができれば面接時も評価されるでしょう。
また、今働いている業界でエンジニア職を募集している会社があれば、今持っている業界知識をそのまま生かすこともできますね。
自分の今持っているスキルの中で、何か転職先でも生かせるものがないか考えながら転職活動を進めることをおすすめします。
まとめ
ここまでテックキャンプは転職できないという噂について、さらにはテックキャンプから好条件でエンジニアに転職するコツについてご紹介してきました。
「テックキャンプを卒業しても転職できない」というのは事実ではなく、きちんとカリキュラムを受講していれば転職は可能ですし、やり方次第ではより良い条件で転職することもできます。
テックキャンプに興味はあったけど、転職できないという噂が気になって一歩踏み出せないという方がもしいらっしゃれば、安心して受講することをおすすめします。
ぜひチャレンジしたいという方がいたら、一度無料カウンセリングに申し込んでみてはいかがでしょうか?
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テックキャンプの詳細な情報を知りたい方は以下の記事も記事もあわせてご覧下さい。