- RUNTEQ(ランテック)ってどんなスクールなの?
- どんな人におすすめ?
こんなお悩みをお持ちの方に向けて、
今回はプログラミングスクールRUNTEQ(ランテック)の特徴と、どんな人がRUNTEQ(ランテック)に通うべきなのか、RUNTEQに通わない方が良い人をまとめました。
この記事がプログラミングスクール選びの参考になれば幸いです。
【結論】RUNTEQ(ランテック)に通うべき人
RUNTEQ(ランテック)をおすすめするのはこんな人です。
- すでに独学でプログラミングを勉強している人
- よりレベルの高い企業にエンジニアとして転職したい人
- 自分がプログラミングに向いていると思う人
逆にこんな方にはRUNTEQ(ランテック)はおすすめできません。
- 絶対にプログラミングで挫折したくない人
- 絶対にエンジニア転職に失敗したくない人
- 短期間でエンジニアに転職したいと考えている人
詳細に関しては、後ほど解説します。
RUNTEQ(ランテック)の特徴を簡単にまとめると
プログラミングスクールRUNTEQ(ランテック)の特徴を一言で表すと
「受講生を即戦力レベルのエンジニアまで育て上げる実践型プログラミングスクール」
です。
RUNTEQ(ランテック)の強みはかなりはっきりしていて、800〜1,000時間という圧倒的な勉強量とオリジナルのポートフォリオ支援により、すぐにでも開発現場で通用するようなレベルに導いてくれる点です。(RUNTEQ(ランテック)卒業生のポートフォリオ集はこちら)
他のプログラミングスクールでは学習時間は多くても600時間ほどですし、ポートフォリオ作成支援に力を入れているところはほとんどないことから、RUNTEQが即戦力のエンジニア育成に自信を持っていることがわかりますね。
それでは早速RUNTEQについて詳しく紹介していきます。
RUNTEQ(ランテック)の基本情報
以下がRUNTEQの基本情報です。
特徴的な点は詳細情報で解説します。
- 他のスクールと比べて学習時間が長い
- 3つのコースから自分のスタイルに合わせて選択可能
- 転職サポートは無期限で利用可能
スクール名 | RANTEQ(ランテック) |
価格 | ¥327,800(税込) ~ ¥437,800(税込) |
場所 | 完全オンライン |
学習期間 | 6〜9ヶ月(目安) |
学習時間 | 780〜1,000時間(目安) |
コース | WEBマスターコース Railsマスターコース Railsエンジニアコース |
言語 | HTML、CSS、Ruby、Ruby on Rails、JavaScript、Git、Vue.jsなど |
学習サポート | バディ制度(月2回のオンライン面談) |
質問対応 | 専用フォームで質問 |
質問対応時間 | 平日 11:00 ~ 22:00 土曜 10:00 ~ 18:00 (水・日・祝休み) |
転職支援 | あり(無期限サポート) |
転職保証 | なし |
PC指定 | Mac指定 |
その他 | ポートフォリオ作成支援あり |
RUNTEQ(ランテック)の詳細情報
学習コースについて
- 3つのコースの中から自分のレベルに合わせて選択できる
- 事前に独学で勉強している人は受講料が安くなる
RUNTEQ(ランテック)では3つのコースの中から自分に合うコースを選んで受講します。
コース名 | Webマスターコース | Railsマスターコース | Railsエンジニアコース |
---|---|---|---|
価格(税込) | 一括:¥437,800 分割:¥21,000~ | 一括:¥382,800 分割:18,400~ | 一括:¥327,800 分割:15,700~ |
対象 | プログラミング完全初心者 | HTML、CSS基本学習済 | Railsを網羅的に学習済 |
事前学習 | 不要 | 100時間 | 200時間 |
就職サポート | あり | あり | あり |
受講期間 | 最大9ヶ月 | 最大8ヶ月 | 最大6ヶ月 |
受講時間 | 約1,000時間 | 約900時間 | 約780時間 |
Webマスターコース
Webマスターコースは完全初心者の方向けのコースです。
事前学習は不要で、Webサービスの仕組みや基本的な知識から学習を開始し、約1,000時間という圧倒的な勉強時間を経て実践的な開発ができるようになるまでサポートしてくれるコースです。
まだプログラミングを学習したことがないという方はこのWebマスターコースを受講することになります。
受講料は3つのコースの中で一番高く、税込437,800円です。
分割払いも可能で、3回、6回、10回、12回、24回の中から支払い回数を選択できます。
支払い回数が一番多い24回払いだと初回支払い税込23,097円、2回目以降は税込21,000円の分割払いになります。
Railsマスターコース
Railsマスターコースはすでにプログラミングの初歩的な学習を済ませている方向けのコースです。
事前にHTMLやRailsの勉強を100時間ほどしている前提でのカリキュラムとなっており、Railsの実践的な内容やSQL、JavaScriptなどの学習を進めていきます。到達点としてはWebマスターコースと同様、実践的な開発ができるエンジニアを目指していきます。
すでにProgateなどでHTML、Railsの基礎を勉強しているという方はRailsマスターコースの受講をおすすめします。
受講料はWebマスターコースより安くなり、税込382,800円となっています。
こちらも3回、6回、10回、12回、24回の中から支払い回数を選択でき、
支払い回数が一番多い24回払いだと初回支払い税込19,317円、2回目以降は税込18,400円の分割払いになります。
Railsエンジニアコース
Railsエンジニアコースは独学である程度までの学習を終えている方向けのコースです。
Ruby on Railsを中心にすでに200時間ほど学習している人が対象となり、実際の開発環境に対応できるような実践的なカリキュラムを学んでいきます。開発現場で自走できるようなエンジニアを目指して勉強していきます。
Ruby on Railsチュートリアルを一通り勉強したという方はRailsエンジニアコースをおすすめします。
受講料は3つのコースの中で一番安く、税込327,800円です。
他の2コースと同様に3回、6回、10回、12回、24回の中から支払い回数を選択でき、
支払い回数が一番多い24回払いだと初回支払い税込17,837円、2回目以降は税込15,700円の分割払いになります。
上記のように、入学時の受講生のプログラミングスキルによってコースが選択でき、すでにある程度勉強しているほどお得に受講できるというシステムです。
少しでも受講料を抑えたいという方は、事前にPrgateやRailsチュートリアルで学習してから入学すると良いでしょう。
カリキュラム
RUNTEQのカリキュラムは学習時間780〜1,000時間とかなりボリュームがあります。
カリキュラム内容もかなり実践的になっており、課題解決型の課題が多いようです。
以下にRUNTEQのHPより課題の例を引用しました。
こちらの例から分かるように、実際の開発現場で即戦力のエンジニアとして働けるように実践的なスキルを身につけていけるような課題内容になっています。
手本のコードを見ながら指定のアプリケーションを作っていくカリキュラムを用意しているプログラミングスクールが多い中、このような実践的なカリキュラムがあるというのはかなり特徴的ですね。
どうせプログラミングスクールで勉強するなら、独学ではできないような実践的な内容を学びたいという方にはぴったりのカリキュラムです。
一方で、プログラミング学習を始めるにあたって途中で挫折しないか不安に思っている方や、まずは着実に基本を身につけたいと思っている方にはRUNTEQは向いていないと思います。
学習スケジュール
RUNTEQでは、以下の2つの学習モデルを推奨しています。
- すきま時間活用型モデル
- 短期集中型モデル
こちら2つのコースを選ぶ受講生の割合は1:1程度とのことです。
すきま時間活用型モデル
以下の画像がRUNTEQ公式HPから引用したすきま時間活用型モデルの図です。
こちらは社会人の方におすすめのスケジュールです。
仕事をしている平日は1日2時間勉強し、仕事がない土日は1日8〜10時間学習するというスケジュールです。
このスケジュールで学習を進めていった場合1週間の学習時間は25〜30時間、1ヶ月で100〜120時間になるため、Webマスターコースを受講している場合、全てのカリキュラムが終了するのに8〜10ヶ月ほどかかる計算です。
その後の転職活動の期間も踏まえると、学習開始からエンジニアに転職するまでの期間は1年程度になるようです。
他のスクールでは、仕事を続けながらのコースの場合は早いと半年ほどでカリキュラムが終了し転職活動に移るため、それと比べるとRUNTEQは学習期間が長くなります。
短期集中型モデル
短期集中型モデルは以下のようになります。(RUNTEQ公式HPより引用)
こちらは一度仕事をやめてプログラミング学習に専念したい方向けのコースです。
平日は1日8時間、土日は1日5時間ずつ勉強し、1週間にすると50時間、1ヶ月で200時間の学習時間となります。
このスケジュールで学習を続けていくと、Webマスターコースの場合は5ヶ月ほどでカリキュラムが終了します。
転職活動含め半年〜7ヶ月ほどでエンジニアに転職するスケジュールになります。
こちらも他のプログラミングスクールの同様のコースでは3ヶ月ほどでカリキュラムを終えることができるため、それと比べると学習期間が長くなってしまいます。
すきま時間活用型も短期集中型も、エンジニアとして即戦力となるようなスキルをつけることができるというメリットがある一方で、他のプログラミングスクールと比べると学習時間が長くなってしまうのがデメリットになります。
学習サポート
バディ制度
RUNTEQでは受講生1人につき1名、日々の学習をサポートする人がついてくれるバディ制度というものがあります。
バディの方は受講生と一緒に学習計画表を作成し、その計画通りに学習が進んでいるか週1のペースで確認してくれます。
また、月2回のオンライン面談を実施しており、学習に関する相談はもちろんのこと、仕事との両立やモチベーション管理、転職活動に関してなど、受講生が気になっていることはなんでも相談に乗ってくれます。
RUNTEQは受講期間が長いので、なんでも気軽に相談できるバディ制度は心強いですね。
質問対応
カリキュラムを学習していて分からないところがあった場合は、現役エンジニアである講師に質問をすることができます。
質問方法は専用フォームを投稿する形式になります。
回答は基本的にチャットでの回答になりますが、質問内容によってはZOOMやDiscordなどで画面共有しながら指導してくれるようです。
質問対応に関しては、基本的に受講生自らの課題解決力を伸ばしたいという方針からか、そこまで手厚くないように感じます。
自分で考えながら学習を進めたいという方にはぴったりだと思いますが、分からないところは手取り足取り教えて欲しいという方には合わないかもしれません。
現役エンジニアのコミュニティ
RUNTEQでは卒業した後も卒業生のエンジニアのコミュニティがあり、定期的にイベントを開催しているようです。
他のプログラミングスクールでは、卒業生限定のコミュニティがないことも多いのでこちらは大きな特徴ですね。
ポートフォリオ作成支援
RUNTEQの大きな強みとして、ポートフォリオ作成支援に力を入れている点が挙げられます。
通常のプログラミングスクールでは、ポートフォリオ作成についてはカリキュラムに入らないことも多く、開発についても基本的には受講生の自主性に任されています。
RUNTEQでは、ポートフォリオのアイデア出しから企画開発、リリース後の運用まで想定してサポートを行ってくれます。
特にリリース後に実際にサービスを使ってくれて、改善のアドバイスまで行ってくれます。(下図RUNTEQ公式HPより引用)
実際、RUNTEQ卒業生のポートフォリオは非常にレベルが高く、転職活動でも高評価をしてもらえることが多いようです。(ポートフォリオ集はこちら)
自分で作ったサービスを多くの人が使用してくれてフィードバックをもらえるというのは非常に嬉しいですし、高評価をもらえたら自信にもなりますね。
転職サポート
転職活動時は、キャリアアドバイザーが担当についてくれて、自己分析や書類の添削、面接対策などをサポートしてくれます。
また、RUNTEQ独自の技術試験に合格すると、同社の提携するWEB系企業の紹介も行ってくれるようです。
転職サポートはスクール卒業後もずっと受けられますが、就職に成功しなかった場合の返金保障は特にありません。
RUNTEQのカリキュラムをやり遂げた方であれば就職活動時もうまく進められるとは思いますが、もしも不安な方は転職保障ありのプログラミングスクールも探してみると良いでしょう。
まとめ
ここまでプログラミングスクールRUNTEQ(ランテック)についてご紹介してきました。
冒頭でも挙げましたが、
- すでに独学でプログラミングを勉強している人
- よりレベルの高い企業にエンジニアとして転職したい人
- 自分がプログラミングに向いていると思う人
以上のような方は是非ともRUNTEQに入ってプログラミングを学ぶべきだと思います。
学習への意識が高く、よりレベルの高い環境を求めている方にはRUNTEQは最適なプログラミングスクールです。
気になった方は是非一度無料相談に行ってみることをおすすめします。
逆に、
- 絶対にプログラミングで挫折したくない人
- 絶対にエンジニア転職に失敗したくない人
- 短期間でエンジニアに転職したいと考えている人
というような方にはRUNTEQ(ランテック)はおすすめできません。
質問対応や転職時の返金保障に関しては、他のプログラミングスクールの方が手厚いですし、RUNTEQは学習期間も長いので、プログラミング学習やエンジニア転職に少しでも不安がある方やできるだけ短い期間で学習を終わらせたい方にはRUNTEQはおすすめしません。
プログラミングスクール選びは正解があるわけではありません。
その人によって最適なプログラミングスクールは異なってきますので、それぞれの置かれている環境や求めるものによって判断軸を変えながらスクールを探していくことをおすすめします。
今回の記事が皆さんのプログラミングスクール探しの参考になれば幸いです。