- プログラミングスクールに興味がある!
- でも、仕事を続けながらプログラミングスクールに通えるか不安。
- プログラミングスクールに通っても本当にエンジニアになれるか分からない。
このように感じている方はいませんか?
プログラミングスクールには基本的に以下の2つのコースが用意されています。
- 一度仕事を辞めて学習するコース
- 仕事を続けながら学習するコース
スクールに通っている受講生は一度仕事を辞めてから学習するコースを選択する方が多く、仕事を続けながら学習するコースは難易度が高いと言われています。
しかしながら、収入源を失うリスクや転職できなかったときのリスクなどを考えると、可能ならば仕事を続けながらプログラミングスクールに通いたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
働きながらスクールでプログラミングを学習し、エンジニアに転職することは可能なのか?
以上の内容について書いていきます。
筆者は仕事を続けながらテックキャンプというプログラミングスクールに通い、卒業後は自社開発企業に転職して現役エンジニアとして働いています。
テックキャンプ受講時の体験をもとに、本記事を執筆しています。
この記事がプログラミングスクールの受講を考えている方の参考になれば幸いです。
テックキャンプについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
結論
まず初めに、この記事の結論を記載します。
- 働きながらプログラミングスクールで勉強することは可能
- 働きながらのプログラミング学習経験は転職時に評価が高い
こちらの結論を元に、詳細について解説していきます。
働きながらプログラミングスクールで勉強することは可能
見出しに書いてある通り、働きながらスクールでプログラミングを勉強することは十分に可能です。
実際に私自身も、仕事を続けながらプログラミングスクールに半年間通い、その後エンジニアとして転職できました。
それも、「月に10回出張するほどの激務な会社で働きながら」です。
忙しいサラリーマンでもプログラミングスクールで挫折せずに勉強できる理由は以下の3点です。
- 効率的に学べるように教材が整理されている
- いつでもメンターに質問できる
- 学習スケジュールを担当スタッフが管理してくれる
効率的に学べるように教材が整理されている
プログラミングスクールには数多くの受講生の学習データが蓄積されています。
そのため学習教材にもそのデータが反映されており、
- どの部分でつまづいている人が多いのか
- どのような質問が多いのか
などといった情報をもとに、
つまづきやすい箇所の解説を詳しくしたり、よくある質問とその回答を教材に追加したりするなど、日々教材の改善が繰り返されています。
そのため、プログラミング初心者でもスムーズに学習を進められる内容になっているので、つまづく部分が少なく効率的に勉強することができるのです。
いつでもメンターに質問できる
プログラミングスクールで勉強する大きなメリットは、いつでも質問できる環境が用意されていることです。
独学でのプログラミング学習が挫折しやすい1番の原因は「質問できる相手がいないこと」で、
働きながらの場合はなおさら、エラーなどの問題が解決できずに悩んでいる時間は非常にもったいないのです。
しかし、質問し放題のプログラミングスクールに通えば、分からない部分があればすぐにメンターに質問することができますので、無駄な時間を極限まで減らしプログラミング習得までの最短ルートを辿ることができます。
ただ、プログラミングスクールによっては質問し放題ではない場合もありますので、事前に確認するようにしましょう。
学習スケジュールを担当スタッフが管理してくれる
プログラミングスクールで学習を進める場合、カリキュラムの進捗や転職時のスケジュールなどをスクールが管理してくれます。
本業が忙しい中で、プログラミング学習や転職活動のスケジュールまで管理するのは正直しんどいです。
その部分をプログラミングスクールが担当してくれるのは非常にありがたいです。
また、プログラミングスクールのスタッフはこれまで多くの受講生のプログラミング学習をサポートしてきているので、「いつまでに何を勉強すればいいのか」や「転職活動でどのようなアピールをすればいいのか」などを知り尽くしています。
なので、スケジュール管理だけでなく、より早くプログラミングスキルを習得し、エンジニアとして転職するための道筋を示してもらえるのがプログラミングスクールを利用する利点だと言えます。
プログラミングスクールからのエンジニア転職について
実務未経験のエンジニア転職市場には、以下の3パターンの求職者がいます。
- 独学でプログラミングを学んだ人
- 仕事を辞めてスクールでプログラミングを学んだ人
- 働きながらスクールでプログラミングを学んだ人
上記の中で一番評価が高いのが、独学でプログラミングを学んだ人です。
特に働きながら独学でプログラミングを身につけたエンジニアは色々な会社から引っ張りだこでしょう。
しかし、そのような人は一握りなので、転職市場にそうそう現れません。
次に評価が高いのが、働きながらプログラミングスクールで学んだ人です。
仕事とプログラミング学習の両立というのはなかなかできることではないので、勉強意欲があり、自己管理もできるエンジニアとして企業側に好印象を与えることができます。
実際に私自身も転職活動時に、面接官から向上心や自己管理能力は高く評価されました。
仕事を辞めてプログラミングスクールに通った人は人数が一番多く、その分競争も非常に激しいです。
ライバルとの差別化を図るという面でも、働きながらのプログラミングスクール受講というのはおすすめです。
働きながらプログラミングスクールに通う際の注意点
働きながらプログラミングスクールに通おうと考えている方は以下の点に注意しましょう。
- 土日はほぼ一日中空けておく
- 周りと比較しない
- 自分が働いている業界のIT企業をリサーチしておく
土日はほぼ一日中空けておく
働きながらプログラミングを学ぶ場合、一番学習時間を割けるのはやはり仕事がない土日です。
平日の朝や仕事が終わった後に時間をとることもできますが、時間も短く、仕事の疲れなどもあるので、正直なかなか集中できないです。
なので、基本的にはまとまった時間のとれる土日にスクールのカリキュラムを進め、平日は土日に学んだ知識を忘れないための復習を行うというような学習スタイルをとることをおすすめします。
土日メインでの学習でも、2日間で合計20〜25時間の学習時間を確保できれば十分にスクールのカリキュラムを進めることができますので、できる限り土日は一日中空けておくようにしましょう。
私がスクールに通っていた頃は平日は仕事が忙しかったこともあり、ほとんど学習時間が取れませんでした。
そのかわりに土日は1日12時間ほど勉強することができたので、カリキュラムの進捗は同じスクールの同時期に勉強を始めた人の中で常に1番か2番でした。
周りと比較しない
最近はプログラミング学習やエンジニア転職を目指している人が多いこともあり、ネットには「○ヶ月でプログラミング習得できました」というような声に溢れています。
同時期に勉強を始めたのに、もうエンジニア転職に成功している人を見ると、どうしても自分の学習の進捗に不安を感じてしまうでしょう。
しかし、ここで焦ってしまうと、勉強に集中できなくなってしまったり、自分には向いていないと言ってプログラミングを諦めることにつながってしまいます。
ですので、他人と学習の進捗を比べるのではなく、過去の自分と比較してどれくらい成長しているかを確認しながらプログラミング学習を進めるようにしましょう。
自分が働いている業界のIT企業をリサーチしておく
働きながらプログラミングスクールに通い、エンジニアとしての転職を目指す場合、本格的に転職活動に入る前から自分に有利に働く業界を調べておくようにしましょう。
具体的には、自分が今働いている業界のIT企業をリサーチしておくのです。
あなたが今飲食業界で働いているのであれば、飲食業界でエンジニアを募集している企業、不動産業界で働いているのであれば不動産業界でエンジニアを募集している企業を探してみましょう。
そのような自分が今働いている業界であれば、エンジニアスキルが未熟でも、業界知識である程度カバーできることを転職活動時にアピールすることができます。
私自身も元々ヘルスケアの業界で働いていましたので、ヘルスケア業界のITベンチャー企業をメインで応募し、エンジニアとして採用されました。
事前に自分が有利に転職活動を進められる業界を調べておいて、いざ転職活動を始める時にプログラミングスクールの担当の方にその業界の求人を紹介してもらうようにしましょう。
まとめ
最後に冒頭で紹介した結論を再掲します。
- 働きながらプログラミングスクールで勉強することは可能
- 働きながらのプログラミング学習経験は転職時に評価が高い
この記事を読んでプログラミングスクールに少しでも興味を持った方は、オンラインでの無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
受講にあたって不明点や悩みがある場合は、実際にご自身で納得のいくまで質問したうえで判断しましょう。
本記事が皆さんのプログラミングスクール選びの参考になれば幸いです。
私が通っていたプログラミングスクールの詳細な情報が知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。