- 営業、マーケティングなどの文系職だけどプログラミングに興味がある
- 未経験だけどプログラミングを学んでシステム開発にも携わりたい
上記のような方は多いのではないでしょうか？
実は筆者もその一人で、
元々経営コンサルティング会社で勤務しており、
マーケティングや営業、経営企画などといった、
プログラミングとは程遠い仕事を行なっておりました。
そこからプログラミングをスクールに通って学び始め、
エンジニアとして転職し、
現在はデータ分析を行う仕事をしています。
今回はそんな私の体験談も交えつつ、
営業職の方がプログラミングを学ぶメリットをご紹介します！
営業がプログラミングを学ぶメリット
早速ですが、営業職がプログラミングを学ぶメリットはこちらの4点です。
- 仕事の幅が広がる
- 会社に重宝され年収が上がる
- 独立できる
- 業務効率化が可能
以下詳しく解説していきます。
仕事の幅が広がる
IT関連の会社であれば、自社のシステムがあると思います。
そうではない会社も自社の商品として、
営業管理ツールであったりとか、
業務効率化システムなどを販売していたり、
自社で使用したりしていると思います。
その商品をお客様に営業したり、
自分でそのシステムを使っていて、
「もっとこれを使いこなせたらな」とか、
「このシステム、自分で作れないかな」などと
考えたことはありませんか？
プログラミングを学習することで、
自社で使っているシステムの仕組みや、
詳しい使い方などが理解できるようになります。
そうすると、
お客様により踏み込んだ提案ができたり、
よりそのシステムを活用した企画を考えることができます。
エンジニアが自分たちが開発しているシステムを
お客様に提案することができればより良いのですが、
そういった人材はほとんどいないのが現状です。
そこで、営業職側がプログラミングを勉強し、
自社のシステムに対する理解を深めることができれば
商品の成約率がグッと上がるはずです。
つまり、営業職の皆さんがプログラミングできるようになることで、
今までより仕事の幅を広げることが可能になるのです。
会社に重宝され、年収が上がる
先述したように、
営業やマーケティングができて、
エンジニア側の知識もある人材というのは非常に稀有です。
そのような社員は間違いなく会社に重宝されます。
私自身もその一人で、
現在はエンジニアとしてデータ分析の仕事をしていますが、
元々は文系職で営業やマーケティングを行なっていたので、
システム開発の要件定義やスケジュール管理などの工程で、
お客様との打ち合わせに参加しています。
顧客対応に慣れているエンジニアは多くないので、
入社して8ヶ月ほどで、
お客様との打ち合わせのファシリテーションなどを任されたり
プロジェクトマネージャーのような業務を行なっています。
通常、文系職から未経験でエンジニアに転職する場合、
年収は下がってしまうことが多いのですが、
上記で説明したようなスキルをアピールすることで、
前の会社とほぼ同じ年収でエンジニア転職を
実現することもできました。
プログラミングを学ぶことで、
転職してもしなくても、
会社から評価されることは間違い無いです。
独立できる
プログラミングのスキルがあるということは、
自分でシステムを開発することができるということです。
さらに営業経験もあるということは、
お客様に商品を提案するスキルも持ち合わせているということです。
ですので、
将来的には自分の商品を自分で開発して、
自分でその商品を売り込むということも可能なので、
今後、もしあなたが独立起業を考えているなら、
間違いなくプログラミングスキルは役に立つでしょう。
実際、エンジニアは独立しやすいと言われており、
フリーランスでエンジニアをしている人は世の中にたくさんいます。
しかし、その中で営業経験もあるフリーランスはそう多くないでしょう。
営業スキル×プログラミングスキルという掛け合わせによって、
市場価値は大きく上がりますので、
独立後も自信を持って仕事を続けていくことができるのではないでしょうか。
業務効率化が可能
プログラミングを学習することで、
日々の面倒な業務を自動化することが可能になります。
例えば、pythonを学習することで、
エクセルやCSVなどのデータ集計を自動化したり、
より高度な分析を行うことが可能になります。
また、特定のWEBサイトから
必要な情報を自動で引っ張ってくることも可能になります。
私自身もデータ分析の仕事の中で、
数多くの膨大なデータの分析を行っていますが、
コードによって処理することで、
非常にスムーズに処理を行うことができています。
以前はWEBマーケティングの業務として、
WEBサイトのSEO対策を行ったり、
サイト制作のためにエンジニアとの打ち合わせをしていましたが、
HTMLやCSSを勉強し、
WEBサイトの構造を理解することで、
より深いSEO対策を行うことができたり、
エンジニアの方とよりスムーズな会話をすることができるようになりました。
プログラミングの学習は、
既存の仕事の生産性を向上させることも可能になります。
プログラミングを学ぶなら
ここまで、営業職の方が
プログラミングを学習するメリットについて
まとめてきました。
もし、実際にプログラミングを学んでみようと思った時に
どのように学べば良いのでしょうか？
プログラミングの学習方法には大きく分けて
以下の2つがあります。
独学
まずは、独学でプログラミングを学ぶ方法です。
独学で学ぶ際の媒体としては、
- 書籍
- 学習サイト
- 動画サービス
などがあります。
今は無料でプログラミングを学べる環境が
数多く用意されており、
progateなどでは、
基本的な部分については無料で学ぶことができ、
より詳しく学ぼうと思った際にも
月額1,000円ほどで、
様々なプログラミング言語の学習が可能です。
YouTubeなどでもたくさんの方が
教えてくださっているので、
もしプログラミングに興味を持ったら、
まずは一度、無料で学べる環境で
勉強を始めてみるのはいかがでしょうか？
プログラミングスクール
- 独学で学んでいたけど物足りなくなった
- より深いプログラミングスキルを身につけたい
- 学んだスキルを生かしてエンジニアとして転職したい
という方にはプログラミングスクールでの
学習をおすすめします。
プログラミングスクールで学習をする場合、
短期間で十分なスキルを身につけ、
エンジニアとして転職できるレベルに成長することができます。
将来的にエンジニアとして働いてみたいという方は
一度カウンセリングなどを受けてみるのはいかがでしょうか？
まとめ
ここまで、営業職がプログラミングを
学ぶメリットについてまとめてきましたが、
いかがでしたでしょうか。
この記事で興味を持った方は是非一度、
プログラミング学習に挑戦してみてください！
