皆さんご存知のとおり、
エンジニアの職場は理系出身の方ばかりです。
私は今年2021年1月に、
その理系集団の中に一人丸腰で飛び込んでいきました。
今回は文系出身の私が理系出身の方ばかりの
エンジニアの職場で1年働いて感じた
特に大変だったことを紹介します。
- エンジニアの職場の雰囲気が気になる
- 文系出身なのでエンジニアとしての働き方がイメージできない
- 文系出身だけどエンジニアとしてやっていけるか不安
上記のような方には参考になるのではないかと思います
エンジニアの職場で大変だったこと
私がエンジニアの職場で感じた大変だったことは以下の4点です。
- 環境構築が終わらない
- 理系同士の話についていけない
- 情報のキャッチアップが大変
- 質問の回答が理解できない
詳しくお話ししていきます。
環境構築が終わらない
エンジニアとして入社してまず初めに行うことは
開発環境の構築でしょう。
入社して初日は様々な初期設定で1日が終わります。
私の場合は以下のような設定を行いました。
- PCの初期設定
- 会社で使用する言語のインストール
- コマンドラインツールの設定
- AWS、GitHubなどの登録
- 開発ルールの理解
- セキュリティ関連の設定
- その他社内で使用するシステムの登録
全ての設定がスムーズにいけば問題ないのですが、
与えられたドキュメントに従って設定を進めても、
PCのバージョンが異なるとエラーが発生したり、
必要なツールがインストールできなかったり、
間違えて違うものに登録してしまったり、
ダウンロードファイルが重すぎて永遠にインストールが終わらなかったり、
最終的にきちんと開発環境を整えるまでに
1週間ほどかかった記憶があります。
エンジニアとして働く人々は
快適な開発環境を整えるために、
次々と新しいシステムを導入しては、
社内に共有してくれます。
そのためか、入社初期の段階で設定しなければならないことが多すぎて
開発環境の構築がいつまで経っても終わりません。
先輩に聞いても、自分の設定はとうの昔に終えているので、
解決方法がすぐに出てこないのです。
これが私が入社して初めに感じた
エンジニアの職場ならではの大変なことでした。
理系同士の話についていけない
エンジニアは理系出身の方がほとんどですので、
会話の内容も理系の話が話題に上がることが多いです。
学生時代の研究テーマであったりとか、
今話題になっている技術だったりなど
エンジニアとしての経験がほぼ0で入社した私にとっては、
知らない国の単語で会話が繰り広げられているように感じました。
話を遮って質問するわけにもいかず、
知らない単語を常にググりながら
なんとか内容を2割くらい理解するのがやっとというような感じでした。
ただ、逆に文系出身である前職時代の仕事内容や
大学時代に勉強したことなどは非常に興味津々で聞いてくれました。
その点ではユニークな存在だったかもしれません。
情報のキャッチアップが大変
エンジニア界隈では、日々新しい技術が更新されていきますので、
常に最新の情報を掴んでいる必要があります。
システムのアップデートで新しく使えるようになった機能や
使えなくなった機能、新しいモデルの発見など
情報の波に飲まれることが多々ありました。
既存の技術でも追いつくのがやっとなのに、
次々に新しい技術が入ってくるので、
四六時中勉強が必要といったイメージです。
そこはエンジニアとして働くならば覚悟しなければなりませんね。
質問の回答が理解できない
コード開発時にエラーが発生して、
自分では解決できずに
先輩に質問すると、
解決策を教えてくださるのですが、
先輩の言っている処理コードの発想についていけず、
エラーは解消したけどなんで解決したかがわからない
という現象がよく発生していました。
もっと詳しく質問すると教えてくれるのですが、
先輩が2秒で考えたコードを自分が理解するのに1時間かかる
というようなスキルの差に愕然とします。
先輩は何年もエンジニアとして働いていて、
自分は昨日今日働き始めた素人なので、
当然ではあるのですが、
やっぱり劣等感は半端ないです。
こういう状況も必ずあるということはあらかじめ覚悟しておくと良いでしょう。
まとめ
ここまで私がエンジニアの職場で働いてきて感じた、
大変だと感じたことを記載してきました。
確かに大変だと感じることはたくさんありますが、
なんだかんだ周りの人のサポートもあり、
なんとかなります。
なので、エンジニアとして働くことに不安を持っている方も
安心して飛び込んでみるのをおすすめします。