プログラミング

【給与公開】実務未経験から年収400万でエンジニアに転職するために意識するべきたった一つのこと

転職面接

  • プログラミングを学習して転職活動中だけど、希望する年収が提示されない・・・
  • 実務未経験でもなるべく高い年収でエンジニアに転職したい

こんなお悩みにお答えします。

実務未経験エンジニアの平均給与

※厚生労働省「賃金構造基本統計調査 職種第3表DB(2019)」より筆者作成

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、

経験年数が0年のプログラマーの平均年収は

男性が273万円、女性が268万円となっています。

(年収 = 所定内給与額×12 + 年間賞与その他特別給与額 として計算)

エンジニアは世間的に需要があると言われてはいるものの、

実務未経験ともなるとやはり平均的には年収はそう高くないようです。

では、実務未経験のエンジニアは実戦経験を積むまでは、

給与は我慢して働かなければならないかというと、そんなことはありません。

実務未経験でも年収400万円以上で転職することは可能です。

実際に私自身も実務未経験の状態で転職しましたが、

面接時に提示された年収は420万円でした。

今年の1月にその会社に入社し1年働きましたが、

残業代やボーナスも含めると、最終的な年収は450万円ほどになりました。

以下では、実務未経験でも年収400万円でエンジニアに転職するためのコツをご紹介します。

実務未経験でも年収400万円エンジニアに転職するコツ

結論としては、

「既存のスキルを生かした軸ずらし転職」

を行うことで実務未経験でもエンジニアとしての年収を上げることができます。

軸ずらし転職とは、moto氏(戸塚 俊介)著書の

「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化させる生き方」

のなかで提唱されている転職法で、

「業界」または「業種」のどちらか一方のみを変えて転職先を探す転職法です。

例えば今の仕事が「金融業界 × 営業」だとすると、

そこから業界または職種のみを変更して

「不動産業界 × 営業」の仕事や

「金融業界 × エンジニア」などの仕事に転職することで、

今までの経験を生かしつつ、新しい領域にチャレンジすることができるので、

転職しても年収が下がりにくく、

むしろ長期的にみると希少性が上がり年収も上がりやすくなるということです。

これをエンジニア転職に当てはめると、

今働いている会社から業界は変えずに

職種エンジニアに変えるというのが有効であるということです。

業界も職種も未経験の仕事にチャレンジするとなると、

今まで培ってきた経験が全く活かせないという状況に陥ってしまいますが、

業界は変えないことで、

職種はエンジニアに変わったとしても、

そもそもの業界知識は前職の経験を引き継げるので、

その点に関しては価値を発揮することができます。

それを面接でアピールすることができれば、

実務未経験であったとしても、

高い年収で転職することができます。

私自身もこの方法で転職を成功させました。

元々働いていた会社は

「ヘルスケア業界 × コンサル」の会社でした。

そこからプログラミングを勉強して、転職活動を行った際に

「ヘルスケア業界 × エンジニア」で転職先を探したところ、

他の業界のエンジニア職よりも明らかに面接の手応えや

提示される条件がよかったです。

年収に関しても他の業界では300万〜350万が相場だったのが、

ヘルスケア業界の場合は420万を提示してもらうことができました。

これはヘルスケアの知識があるのであれば、

エンジニアの知識はまだ未熟だとしても十分戦力として

考えてくれているということです。

まとめ

まとめると、

実務未経験からでもできるだけ高い年収でエンジニアに転職するためには、

今働いている会社と同じ業界のエンジニア職を探すということです。

そうすることで業界知識については今まで身につけてきたスキルを生かすことができるので、

あまり年収を下げずにエンジニアとして新しく挑戦することができます。

具体的にどうやって転職先を探すのか、

またどのように面接でアピールしていくのかについては

別の記事でまとめていきたいと思います。