テックキャンプの受講を検討している方にとって、気になる部分の一つが高額な受講料ですよね?
テックキャンプの現在の受講料は短期集中スタイルで657,800円(税込)、夜間休日スタイルで877,800円(税込)となっています。
これだけの金額を一括で支払うのはなかなか大変です。
ですので、テックキャンプでは受講料の分割払いプランが用意されています。
しかし、ここで気になるのが、
- テックキャンプの分割払いって手数料はどれくらい?
- 分割払いをするときに気をつけることはある?
といった点ではないでしょうか?
実は筆者もテックキャンプの夜間休日スタイルに2020年5月〜10月まで通っており、その受講料を24回の分割払いで支払っていました。
そして先月2022年2月に24回の分割払いが終了しました。
そこで今回は当時の経験をもとに、テックキャンプの分割払いの流れや手数料、分割払いを選択する際の注意点について解説していきます。
筆者はテックキャンプを卒業後、自社開発企業に転職し現役エンジニアとして働いています。
テックキャンプ受講時の体験をもとに、本記事を執筆しています。
この記事がテックキャンプの受講を考えている方の参考になれば幸いです。
テックキャンプについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
結論
まず初めに、この記事の結論を記載します。
- テックキャンプの分割手数料は、支払い回数が増えれば増えるほど高くなる
- 可能な限り分割回数は抑えるように意識する
- 給付金の活用を考えている場合は分割回数は6回以内に抑える
- 転職後の年収は下がる前提で収支を想定しておく
こちらの結論を元に、詳細について解説していきます。
筆者のテックキャンプ受講費用の分割払い金額
筆者の分割払いのプラン、料金等は2020年時点でのものです。
現在は受講料、分割手数料が変更になっていますが、そちらについては後半で解説しています。
私は以下のような流れで受講料を支払いました。
2020年3月16日:無料カウンセリング参加
2020年3月21日:テックキャンプ受講申し込み
2020年3月23日:1回目支払い 56,480円(振り込み)
2020年4月23日:2回目支払い 39,000円(振り込み)
2020年5月23日:3回目支払い 39,000円(振り込み)
2020年6月23日:4回目支払い 39,000円(口座振替)
2020年7月23日:5回目支払い 39,000円(口座振替)
以降、毎月23日に39,000円が自動引き落とし
2021年12月23日:22回目支払い 39,000円(口座振替)
2022年1月23日:23回目支払い 39,000円(口座振替)
2022年2月23日:24回目支払い 39,000円(口座振替)←分割払い完了!
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支払い合計金額:953,480円
内訳:受講料866,800円、手数料86,680円
テックキャンプの受講を検討している場合、最初に無料カウンセリングを受けます。
カウンセリングの内容は、不明点を質問したり、支払いの方法、最短で受講できる日程の確認などがメインでした。
私はその数日後にテックキャンプの受講を申し込み、支払い方法は24回の分割払いを選択しました。
申し込み完了のメールと一緒に、支払い金額の合計と1回目の支払い金額と期日についてのお知らせが来ました。
1回目の支払い期日は申し込み完了の7日後までです。
そのため、カリキュラムの受講開始は5月でしたが、受講料の支払いは3月から始まりました。
初回のみ56,480円と多めの支払いで、その後は一律39,000円の支払いでした。
支払い方法ですが、最初の方は振り込みしかできず、受講開始日に口座振替の申し込みができるようになります。
なので、最初の数回は手間ですが振り込みで支払うことになります。
先月2022年2月に最後の引き落としが完了し、24回払いが終了しました。
支払い金額の合計は953,480円でした。
内訳としては、受講料が866,800円、手数料が86,680円(10%)です。(現在は手数料は増加しています)
覚悟はしていましたが、毎月約4万円が自動的に消えていくのはキツかったですね。。。
エンジニア転職後も初年度はなかなか年収が上がりにくいので、この2年間は無駄遣いしないように節約を意識していました。
貯金もあまりできなかったので、今月からは浮いた4万円は貯金に回していきたいと思っています。
テックキャンプ受講料の分割払いを利用する際の注意点
ここからは、テックキャンプ受講料の分割払いを利用する際に注意しておくべき点についてご紹介します。
出来る限り分割回数は減らす
テックキャンプ受講料の分割払いの手数料は高額です。
短期集中スタイルの場合受講料は657,800円(税込)ですが、分割払いを選択すると、手数料を含めた支払い金額の合計は以下のようになります。
分割回数 | 初回支払い | 2回目以降の支払い | 合計金額 | 手数料 |
48 | 20,380円 | 19,600円 | 941,580円 | 283,780円 |
36 | 26,190円 | 23,900円 | 862,690円 | 204,890円 |
24 | 34,253円 | 32,800円 | 788,653円 | 130,853円 |
12 | 60,722円 | 59,800円 | 718,522円 | 60,722円 |
6 | 114,487円 | 114,100円 | 684,987円 | 27,187円 |
(※引用元:テックキャンプ公式HP)
夜間スタイルの場合受講料は877,800円(税込)で、分割払いを選択すると以下のような金額になります。
分割回数 | 初回支払い | 2回目以降の支払い | 合計金額 | 手数料 |
24 | 45,137円 | 43,800円 | 1,052,537円 | 174,737円 |
12 | 80,032円 | 79,900円 | 958,932円 | 81,132円 |
6 | 152,590円 | 152,300円 | 914,400円 | 36,600円 |
(※引用元:テックキャンプ公式HP)
上記のように、分割回数が増えれば増えるほど手数料の金額が高くなってしまい、24回の分割では受講料の約20%が手数料となり、48回払いともなると受講料の40%もの金額を手数料として払うことになります。
私が受講していた頃は24回払いでも分割手数料は10%でしたので、それと比べると大幅に手数料が増加しています。
余計な金額を支払いたくない方は出来る限り分割回数は抑えるようにしましょう。
給付金制度を活用する場合は分割回数は6回まで
テックキャンプは専門実践教育訓練給付に指定されており、最大で受講料の70%が給付されます。
ただ、給付金を活用する場合も、まずは受講料を先に支払う必要があります。
そしてテックキャンプ卒業後に給付申請が出来るのですが、支給されるのは卒業時に支払った金額のみです。
なので、支払い回数が12回や24回になると、給付金額が少なくなってしまいます。
そこで、6回以内の分割回数にすることで、夜間休日スタイルであれば満額(70%)、短期集中スタイルの場合も初回支払いから受講開始までの期間にもよりますが、ほぼ満額の支給が受けられることになります。
給付金について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
転職後の年収は下がる前提で収支を想定しておく
長期の分割払いを選択した場合、エンジニアとして転職した後も分割での支払いが継続することになります。
しかし、未経験からのエンジニア転職の場合、最初の数年は年収が下がることが多いです。
ですので、支払いのシミュレーションを行う場合は、転職後の年収は下がる前提で計算をするようにしましょう。
さらに言うと、家計が厳しくなることを想定して、生活レベルを下げることができればベストです。
私の場合はスマホを楽天モバイルに変更し、食事をコンビニや外食から自炊メインに変更することで、固定費を数万円抑えることができました。
まとめ
最後に冒頭で紹介した結論を再掲します。
- テックキャンプの分割手数料は、支払い回数が増えれば増えるほど高くなる
- 可能な限り分割回数は抑えるように意識する
- 給付金の活用を考えている場合は分割回数は6回以内に抑える
- 転職後の年収は下がる前提で収支を想定しておく
この記事を読んでテックキャンプに少しでも興味を持った方は、オンラインでの無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
受講にあたって不明点や悩みがある場合は、実際にご自身で納得のいくまで質問したうえで判断しましょう。
本記事が皆さんのプログラミングスクール選びの参考になれば幸いです。
テックキャンプの詳細な情報が知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。