テックキャンプ

テックキャンプで給付金を受け取るには?【最大70%OFF】

テックキャンプ給付金の受け取り方

テックキャンプに興味はあるけど受講料が高くてどうしようか迷っているという方は多いのではないでしょうか?

そんな方も、もし国の支援によりテックキャンプに通常より安く通えるとなったら受講のハードルが一気に下がるのではないでしょうか?

テックキャンプは2021年10月より給付金を活用して受講できるようになりました。

そこで今回は

  • 給付金ってどんな制度なの?
  • どんな人が給付金をもらえるの?

このような疑問を解決していきたいと思います。

筆者は現役エンジニアでテックキャンプの卒業生でもあるので、当時の経験を踏まえて紹介していきます。

本記事がプログラミングスクール選びの参考になれば幸いです。

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結論

まず初めに、この記事の結論を記載します。

こちらの結論を元に、詳細について解説していきます。

給付金とは?

給付金とは雇用保険の教育訓練給付制度のことで、受給要件を満たす人が自分で費用を負担して、厚生労働省が指定する教育訓練を受講し修了した際に、受講料の一部が支給される制度です。

教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。

引用元:教育訓練給付制度/厚生労働省

教育訓練給付制度は3種類に分かれています。

テックキャンプエンジニア転職は、その中でもっとも給付割合の高い「専門実践教育訓練給付金」に指定されております。

専門実践教育訓練給付金のポイントは以下になります。

  • 雇用保険の被保険者期間が3年以上(初めて受給する場合は2年以上)の人が対象
  • 受講料の50%(年間40万円が上限)が支給
  • 訓練終了後1年以内に就職につながった場合、20%(年間16万円が上限)が追加支給
  • 満額支給の場合、合計70%(年間56万円が上限)が支給される

テックキャンプエンジニア転職は2021年10月からこちらの給付金を活用できるようになりました。

短期集中スタイル、夜間休日スタイルどちらも支給対象になります。(テックキャンププログラミング教養については対象にはなりません。)

私が受講していた時はこちらの給付金は使用できなかったので、とても羨ましいです。

給付金の受給条件

厚労省が作成している教育訓練給付金の給付条件のフローチャートはこちらです。

このフローチャートをもとにそれぞれの条件を解説していきます。

教育訓練給付金制度の給付条件について

引用元:教育訓練給付制度/厚生労働省

受講開始日時点で在職中の方

初めて給付金を受給する場合

2年以上雇用保険に加入している方が給付金の対象になります。

チャートには1年以上とありますが、これは一般教育訓練、特定一般教育訓練の場合ですので、テックキャンプが対象になっている専門実践教育訓練の給付を受けるには2年以上雇用保険に加入している必要があります。

2回目以降の受給の場合

2回目以降の受給の場合は、前回給付を受けた講座の受講開始日以降の雇用保険加入期間が3年以上であることが条件となります。

受講開始日時点で離職中の方

離職後1年以内の場合

被保険者資格の喪失日(離職日の翌日)から受講開始日まで1年以内の方は、在職中の場合と同様に以下の支給要件期間があれば給付金の対象となります。

  • 初めて給付金を受ける場合:2年以上雇用保険に加入期間している
  • 2回目以降の給付を受ける場合:3年以上雇用保険に加入期間している

離職後1年以上経過している場合

離職後1年以上が経過している場合でも、適用対象期間の延長が行われた場合は最大で離職後20年以内であれば支給要件期間を満たすことで給付金の対象となります。

適用対象期間の延長とは、離職日以降1年間のうちに妊娠や出産、育児、病気やけがなどが原因で連続30日以上教育訓練を開始できない期間がある場合に給付金の対象期間を延長することです。

これを受けるにはハローワークで「教育訓練給付適用対象期間延長申請書」を提出する必要があります。

教育訓練給付の適用対象期間の延長とは

引用元:専門実践教育訓練の給付金のご案内/厚生労働省

離職後1年以上経過していて適用期間の延長もできない場合は教育訓練給付の対象にはなりませんが、求職者支援訓練など他の支援制度を受けられる可能性があります。

詳しくはハローワークにご相談ください。

受講開始日時点とは、教育訓練の開講日を指しています。

テックキャンプの場合は学習開始日が明確に指定されておりますので、その日が受講開始日となります。

無料カウンセリングを受けた日ではありません。

例)無料カウンセリングを1月15日に受け、3月1日から学習を開始した場合

→3月1日が受講開始日になります。

教育訓練給付金の受講開始日についての説明

引用元:専門実践教育訓練の給付金のご案内/厚生労働省

雇用保険の加入期間とは厳密には教育訓練給付の支給要件期間のことを言います。

支給要件期間は受講開始日までに、同一事業主に被保険者として雇用された期間です。

転職などをしている場合は、雇用保険の被保険者でない期間が1年以内の場合は前の会社で被保険者であった期間も合計して計算することができます。

例)A社に2019年4月〜2020年9月まで在籍し、転職したあとB社に2021年1月から在職中の場合

→2022年1月時点での支給要件期間は1年6ヶ月(A社)+1年1ヶ月(B社)=2年7ヶ月となり、初回受給の場合は給付金の対象となります。

教育訓練給付の支給要件期間について

引用元:専門実践教育訓練の給付金のご案内/厚生労働省

給付金使用時のテックキャンプ受講料

給付金は受講修了後および就職決定後に支給されるため、テックキャンプ入学時は受講料を全額支払う必要があります。

支給される給付金を差し引いた金額を支払うわけではないので、その点は注意しておきましょう。

テックキャンプは短期集中スタイルと夜間休日スタイルにコースが分かれていますので、それぞれ場合の受講料と給付金の金額をご紹介します。

短期集中スタイル

テックキャンプ短期集中スタイルの受講料は税込657,800円です。

受講開始時に上記の金額を支払った上で、受講を修了した時と就職に繋がった時にそれぞれ給付金が支給されます。

受講修了時

受講料の50%である328,900円が支給されます。

受講修了後1年以内に就職に繋がった場合

追加で受講料の20%である131,560円が支給されます。

給付金の対象者が短期集中スタイルでテックキャンプを受講し、就職に成功した場合の給付金総額は460,460円で、実質的な受講料は197,340円(70%OFF)となります。

短期集中スタイルの場合は限度額いっぱいの70%OFFで受講できることになります。

夜間休日スタイル

テックキャンプ夜間休日スタイルの受講料は税込877,800円です。

受講開始時に上記の金額を支払った上で、受講を修了した時と就職に繋がった時にそれぞれ給付金が支給されます。

受講修了時

受講料の50%は438,900円ですが、上限が400,000円のため400,000円が支給されます。

受講修了後1年以内に就職に繋がった場合

受講料の20%は175,560円ですが、上限が160,000円なので160,000円が支給されます。



給付金の対象者が夜間休日スタイルでテックキャンプを受講し、就職に成功した場合の給付金総額は560,000円で、実質的な受講料は317,800円(63.8%OFF)となります。

夜間休日スタイルの場合は63.8%OFFで受講できることになります。

受講料を分割払いで支払う場合も給付金は支給されますが、支給額は少なくなります。

受講修了時

受講修了時点での支払い総額の50%が支給されます。

※分割手数料や振込手数料分は支給対象になりません。

就職決定時

就職が決定し給付を申請した時点での支払い総額の20%が支給されます。

※分割手数料や振込手数料分は支給対象になりません。

給付金受給までの流れ

給付金受給までの流れについては厚生労働省が作成している給付手続きをもとに解説します。

教育訓練給付の手続きの流れ

引用元:教育訓練給付制度/厚生労働省

訓練前キャリアコンサルティング

専門実践教育訓練の給付を受けるには、まずはハローワークで訓練前キャリアコンサルティングを受ける必要があります。

訓練前キャリアコンサルティングでは、担当のコンサルタントと一緒に自分の今後のキャリアについて考え、その後に就業の目標や職業能力の開発・向上に関する事項を記載したジョブ・カードを作成します。

受給資格確認

自分が受給資格があるかどうかはハローワークで確認することができます。

資格があることを確認できたらハローワークで配布している「教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票」と上で作成したジョブ・カードなどの書類をハローワークに提出します。(詳しくは専門実践教育訓練の給付金のご案内/厚生労働省をご確認ください)

受講前の書類の提出はテックキャンプの受講開始日の1ヶ月前までに行う必要があります。

テックキャンプでは無料カウンセリングを行ってから受講開始まで早くても1〜2ヶ月ほど期間が空きますので、カウンセリングを受けた後に訓練前キャリアコンサルティングを受けても問題ありません。

講座の受講・修了

受講前の書類提出が完了したら、テックキャンプの講座を受講しましょう。

途中で離脱してしまった場合は給付金の支給がされませんので、必ず最後まで受講するようにしましょう。

支給申請

受講修了日の翌日から1ヶ月以内に給付金の支給申請をハローワークに行います。

さらに受講修了後1年以内に就職が決定した場合は、雇用された日の翌日から1ヶ月以内に追加給付の申請を行う必要があります。

提出書類については専門実践教育訓練の給付金のご案内/厚生労働省をご確認ください

まとめ

最後に冒頭で紹介した結論を再掲します。

給付金の対象となるにはいくつか条件がありますが、給付金を活用することで通常では60〜80万円かかるテックキャンプの受講料を大幅に抑えることができます。

この記事を読んでテックキャンプに少しでも興味を持った方は、オンラインでの無料カウンセリングを受けることをおすすめします。

受講にあたって不明点や悩みがある場合は、実際にご自身で納得のいくまで質問したうえで判断しましょう。

本記事が皆さんのプログラミングスクール選びの参考になれば幸いです。

テックキャンプの詳細な情報が知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。

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